ソニックブーム、音・振動に関する言葉の中で、1位・2位を争うかっこよさだと思っています。
ストIIってゲームのガイルの技「ソニックブーム♪」もよく使ってました。
比較的、出すのが簡単だったので。笑
ソニックブームの前に、まずは音速の話
音の伝わる速さ、音速は、およそ340m/s。
時速で言うと1200km/h。
もちろん速いけれど、人間が手の届かない速さではない。
昔コンコルドってあったような、超音速と呼ばれる飛行機は、音より速く飛ぶ。
戦闘機なんかもそう。
マッハ1とか、マッハ2とかっていうのは、音速の何倍の速さか、という単位。
ソニックブームとは
飛行機が音速よりも速く飛ぶと、何が起こるか。
飛行機って、とても大きな音を鳴らしながら飛びます。
だけど、鳴らした音を、飛行機が追い抜いちゃう。
飛行機の前方は、まだ音が伝わっていないので無音の世界。
だけど、飛行機は音を出し続けているわけで、その境界は、空間的に音が不連続になる。
ちょうど、船が進むとV字型の波紋が左右に尾を引くのと同じように、飛行機の上下(左右)にV字型の不連続境界が尾を引きます。
地上にいると、その境界が、飛行機と同じ速さで地面をなぞっていく。
人が立っていると、その境界が通過するとき、不連続な音の変化を、大きな圧力変化の衝撃波、爆音として体感します。
窓ガラスなんか割れちゃったりします。
あまり、人にとっていい言葉ではないですね。
おわりに
ソニック(sonic)の意味は、「音波の」。
ブーム(boom)は、「ブーン、ドーン、と鳴り響く音」。
ソニック・ザ・ヘッジホッグというと「音波のように速いハリネズミ」ってことですかね。
コメント