音と振動は表裏の記事で書いたとおり、音と振動は、一心同体のようなもの。
楽器なんかはそれ自体、音と振動が織りなす芸術作品のようなものです。
弦楽器
わかりやすいのは、バイオリン、ギターなどの弦楽器。
琴、ハープなんかも。
弦を、指や弓で振動させることで、弦の長さと張っている力で決まる、音階(音の高さ,周波数)の音が鳴ります。
難しく言うと、共振周波数の音が鳴る。
ピアノも
ピアノもその仲間。
外から鍵盤しか見えませんが、音の高さを決めているのは、中に入っている弦の長さ。
鍵盤を押し込むことで、中の弦を叩き、それによって決まった高さの音が鳴ります。
木琴と鉄琴
木琴、鉄琴も似た原理。
こちらで音の高さを決めているのは、弦ではなくて、硬く細長い板状のもの。
こちらもその長さに応じて、振動する周波数、つまり鳴る音の高さが決まっています。
低い音を鳴らすのは長い板、高い音を鳴らすのは短い板。
おわりに
音と楽器と振動の関係、美しいです。
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