音と振動は表裏

このブログは、音と振動をテーマに書いています。

音と振動って、切っても切り離せない。表裏の関係にあります。

なぜなら、音は空気の振動だから。「空気の振動」って、目には見えないから難しい。

わかりやすいのは、子供の定番の遊び、糸電話。まず紙コップに向かってしゃべると、その声で紙コップの底が振動する。その振動が、糸を伝わっていく。そして、糸がつながっている先、相手の紙コップの底を振動させる。その振動が紙コップの中で音に戻る。だから声が聞こえる。

糸電話の糸がたるんでしまうと、声が伝わらなくなる。その理由は、糸がたるんでしまうと、振動が伝わりにくいから。

スピーカー、ヘッドホン、イヤホンで音が聞けるのも同じしくみ。表面に付いている、スピーカーコーンという膜が、CDやYouTubeなどの音の信号に応じて、電気の力で揺らされる。それが空気を振動させて、音になる。

スピーカーコーンがむき出しになっているスピーカーがあれば、触るとブルブル震えているのがわかる。それが音の正体。意外と単純。

ちなみに、マイクも考え方はいっしょ。マイクの中には薄い膜が入っていて、声によって膜が振動して、その振動を電気信号に変えることで録音している。

人の耳もいっしょ。鼓膜っていうのは、文字通り、膜。音、つまり空気の振動によって、鼓膜が振動して、それを神経が脳に伝えて、「音が聞こえる!」って認識する。

音って、単純で、普遍で、おもしろい。と思うのは私だけ?

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